[問題]
次の取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は次の中からもっとも適用と思われるものを選ぶこと。

その他有価証券  繰延税金資産  繰延税金負債  備品減価償却累計額  その他有価証券評価差額   
  貸倒引当金繰入  減価償却費  貸倒引当金 法人税等調整額

1. 決算において、売掛金に対して貸倒引当金を¥100,000 計上したが、そのうち¥40,000は税法上算入することが認められなかった。貸倒引当金を設定する仕訳と税効果に関する仕訳をしなさい。なお、法人税等の実効税率は40%とする。また、決算整理前の貸倒引当金の残高はゼロである。





[解答]
1. 貸倒引当金として計上した額の内、損金不算入(¥40,000)について税効果会計を適用します。

税効果の金額:40,000 x 40% = 16,000円

会計上の仕訳:
[借] (貸倒引当金挿入)   100,000   / [貸] (貸倒引当金)   100,000

税効果の仕訳:
[借]  (繰延税金資産)   16,000   / [貸] (法人税等調整額)   16,000




手書き_2023-04-22_131727